目次
1.ランの発生と進化
2.中国・朝鮮・日本の蘭
3.オーキッド(ギリシャ)
4.ヨーロッパ
1.ランの発生と進化
2.中国・朝鮮・日本の蘭
カトレヤ全書によれば、蘭という文字を最初に使用したのは孔子(BC551-479)だそうです。
以下はウィキペディアより
中国でははるかに古い時代から士大夫など教養人の高尚な趣味として、温帯地上性の小型のシンビディウム属のラン科植物を栽培することが行われ、突然変異個体の選抜による様々な品種が栽培されていた。
四君子(しくんし)とは、蘭、竹、菊、梅の四種を、草木の中の君子として称えた言葉。 また、それらを全て使った図柄、模様。
それぞれの気品の高い美しさから、中国宋代より
東洋画の画題としてよく用いられ、
春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、四季を通じての題材となる。 また、これら四つの草木を描くにあたって基本的な筆遣いを全て学べるため、書を学ぶ場合の永字八法と同じように、
画法を学ぶ重要な素材となっている。
麻雀の花牌(ハナパイ/ハイ)は、四季及び四君子を描いた牌であり、数牌にも字牌にも属さない特殊な牌である。中国麻雀や花麻雀などで使用される。また「梅蘭菊竹」を花牌、「春夏秋冬」を季節牌と呼ぶ場合もある。
近代までの朝鮮では、
漢詩、管絃、蘭が貴族の素養とされていました。
最近流行の韓国ドラマでは、大河ドラマ「張禧嬪チャン・ヒビン」(チャン・ヒビン、1662-1701)の中で
(仁顕王后閔氏、1667-1701) 兵曹判書ミン・ユジュンの娘が、父ミン・ユジュンが流刑の間、室内の蘭の世話をする(第2話/100)
というシーンがありました。
最近東洋蘭の世界では、
中国奥地の蘭に人気がありますが、その蘭展では、書が一緒に飾られ、中国音楽の演奏が行われています。
3.オーキッド(ギリシャ)
英語のOrchidはギリシャ語のOrchisオーチス(睾丸)に由来します。同じくカトレヤ全書によれば、哲学者のテオフラスト(BC370-285)が書いた文の中で使われたのが最初とされています。
テオフラストス(Θεoφραστοζ?, Theophrastus, 紀元前373年 - 紀元前287年)は、古代ギリシアの哲学者。植物学の祖と呼ばれる。
アリストテレスの弟子。 『植物誌』を著わし、植物の分類や系統だった研究を行なった。
植物解剖学(しょくぶつかいぼうがく)とは、植物を対象とした解剖学の一分野である。あるいは植物学において解剖学的(組織学的)アプローチをする分野である。植物の構造や形態を観察し、その機能や病理の解明を行う。起源は古く、古代ギリシアのテオフラストス(アリストテレスの後継者)による研究が知られている。
4.ヨーロッパ
温帯・熱帯産の蘭がヨーロッパに最初に導入されたのは、カトレヤ全書によれば、西インド産の地生種Bletia varecundaが1731年に導入されて、翌年に開花したのだそうです。
1778年には、中国からPhains Grandifolins、シンビジウムC. ensifoliumが導入されました。
着生ランは、1787年にEpidendrum cochleatumが、イギリスロンドンのキューガーデン(王立植物園)で最初に開花し、翌年に上記シンビジウム、1789年に15種、1813年には39属84種が栽培され開花するようになりました。
カトレヤは、1818年にブラジル産の植物をイギリスのカトレイの所に送る際に、荷造りの梱包に使われたのを、カトレイが珍しい植物として温室で育て、1824年に初めて開花しました。それが学者によりCattleya labiata autumnalisと命名され、カトレヤ属が誕生しました。
リンネが1735年初版の自然の体系で、属−種という2名法を確立しました。