今月の提案
水やりの量
1.初めに
水やりの量は、一般に、鉢底から流れる位たっぷりと、と言われています。また、鉢の乾きにくい時期には量を減らすようにも言われています。これについてもう少し考えて見ました。
2.水やりの最大量
まず、溢れるほど水をやったらどうなるか考えてみましょう。
ミズゴケでは、水を弾くようになっていなければ、ある程度の水やりで全部濡れて、最大の量は、繰り返しても余り変わりません。
従って、できるだけ多くしようとして、底から水が溢れ出してから水をさらにかけ続けても、増えることはありません。
一方、バークは少しでも乾くと、元通り完全に粒の中まで濡らすのは難しくなります。大雨に当て続けた時が最大量になり、バークは真黒になります。
3.水やりの適量・土の世話より苗の世話・蒸散に応じて
水やり間隔の項に書いたように、最大量まで濡らしても、そこそこに十分濡らしても、直後の蒸散量はそれほど差がありません。ですから、最大量にしようと極端に濡らすのはカビなどの元になり早く腐って、植え替え間隔が短くなるので得策でないようです。
ミズゴケでは、底から流れ出るまでやって、表面が良く濡れたら十分です。
適当に、十分濡らすには、鉢に水を注いで、底から水がたまって、バークの表面の上まで水が溜まるように1、2度すると良いようです(高温期のみ)。
土の世話でなく、苗に水やりするのが目的ですから、土を十分に濡らすかどうかは、二次的なことなのです。
4.高温・生長期以外
冬に、夜の室温が十分上がらない状況で育てているなら、水やり量を減らした方が良いです。
詳しくは改めて書きます。
08.11.15記